【登山にバーナーって必要?】登山でバーナーが必要な状況3つ

登山

登山いくと、休憩所でバーナーを使ってる人がいるけど、そもそもバーナーっているのかな?

バーナーって結構いい値段するし、買おうかどうか迷っているんだよね。。

 

こんな登山におけるバーナーの役割について紹介します。

 

 

1.結論

 

いきなりですが、結論です。

バーナーを必要か迷っている段階では原則不要
ただし万一の時、あなたを救うかもしれないので、山への持参を推奨

これが答えです。バーナーの必要性に疑問を覚えるのは、主に日帰り登山を楽しんでいる方だと思います。

バーナーがあればどこでもお湯が沸かせるので、山頂でコーヒーをいれたり、ラーメンを作る事が可能です。登山中に料理をすることは登山の楽しみの一つです。でもそれって水筒に熱湯をいれて持って行けばいいですよね。

ただ日帰り登山なら、行く途中のコンビニで、おにぎりとポカリスエットと水を買って行けば、正直コト足ります。ではなぜ、登山の持ち物リストなどにバーナーがよく書かれているか?

次の章で解説します。

2.登山でバーナーが活躍する状況3つ

 

登山のどんな時にバーナーが必要になるかを紹介します。

登山においてバーナーの恩恵を感じるのは主に、
数日間の連続した登山を行う人、特にテント泊をする人です。

以下でバーナーが活躍する状況を紹介します。

 

2.1 食事をとる(乾燥食品を戻す)
数日間連続して登山をする際に問題になるのは、食材が腐敗する事です。初日はコンビニのおにぎりで問題ありませんが、数日間リュックの中に入っていたおにぎりを食べるのはリスキーですよね。そこで常温保存の効く食材、特にフリーズドライの食材が必要になってきます。

アルファ米にも色々な味があります。

代表的な物だと、アルファ米インスタント味噌汁の組み合わせでしょうか。
アルファ米フリーズドライにしたお米で、未開封なら常温で数年間保存が効き、いざお湯を入れれば15分前後で食べる事ができる食品です。よく災害対策で自治体などが備蓄している食品ですね。
インスタント味噌汁の説明は不要ですね。個人的には「ゆうげ」が好きです。

 

2.2 体を温める
登山をする以上、リスクは隣りあわせですが、泊りの登山は日帰りに比べてより山の奥により山の高い場所に行くことになります。日帰りできない場所まで行くから泊りになるのです。
登山で恐ろしい気象災害の一つに「低体温症」があります。身体の深部温度が35度以下をいい、対応をしないと最悪死に至ります(凍死)。
たとえば、標高が高く気温の低い場所で、風が吹き荒れ(森林限界の上)、雨などで体が濡らされている状況は停体温症を招きやすい危険な状況と言えます。
こういった体が冷えやすい状況で、水を沸かして温めたお湯を体に入れられるかという事は、時に命にかかわってきます。もちろん停体温症を防止するには、水を沸かすより前に、身体を濡らさないようにする、防寒着をしっかり着るなど、いくらでもやるべきことはありますが、やはりもしもの時にお湯を沸かせて暖が取れるというのは、心強いものです。
こういった停体温症への備えとしてバーナーが必要なのです。


 

2.3 飲料水を作る
サバイバル 3の法則」というのをご存じでしょうか?
サバイバル環境における人の死のリスクを表したもので、
3分間 呼吸が止まると命の危険
3時間 適切な体温を維持できないと命の危険
3日間 水を摂取できないと命の危険
3週間 食事を摂らないと命の危険
という物です。
先ほどの低体温症は3時間のリスクに該当します。そして次の3日間が水が飲めないリスクです。
バーナーを使用して飲料水を確保する状況というのは、
煮沸して危険な水を無毒化する場合
氷・雪を水に変える場合
の2つかと思います。
①の煮沸に関しては、山小屋で貰った雨水を煮沸するという場合もありますが、想定しているのは遭難して手持ちの飲料水も尽き果てて、山の中の水を飲まなければいけない状況です。
目の前の水を、コッヘル等の鍋に入れてバーナーで煮沸する事で、水の中に潜んでいるかもしれない細菌等を殺菌することが出来ます。もちろん、こんな状況は事前に避ける事が大前提ではありますが。ちなみに私はこんな携帯浄水器も携行しています。
②の氷や雪を水に変えるという場合は、初心者がいきなり雪山に入ることは無いので、現時点ではあまり考える必要はありませんが、雪山で水を得るためには、時に雪などをバーナーで熱して溶かす必要があります。ちなみに雪をそのまま食べるのは停体温症を招く危険な行為です。
以上、バーナーが登山でどういった役割を果たすかをご理解いただけたかと思います。

 

3.バーナーの紹介

これまでの紹介を通して「バーナーを買ってもいいかな」と思われた方の為に、おすすめのバーナーを何点か紹介します。コッヘル編にジャンプ

ソト(SOTO) アミカス

私が所有しているバーナーがこの「アミカス」になります。登山用バーナーとしては比較的手ごろな5000円前後の価格ですが、今までこのバーナーに不満を抱いたことがありません。このバーナーの良い点は、

①コンパクト&軽量で収納しやすい事
②風に強い事
③価格も手ごろな事

です。ただし、1~2名用を想定した商品ですので、3~4名分の大きめの鍋を載せるには、ゴトク(土台)も火力も若干心もとないかと思います。

とてもコンパクトな「アミカス」君

コッヘルも一緒に欲しい方は、アミカスとコッヘルのセットもあるのでお勧めです。
ソト(SOTO) アミカスクッカーコンボ SOD-320CC

 

ソト(SOTO) ウインドマスター


先ほどのアミカスの上位商品がこの「ウインドマスター」です。アミカス同様に高い防風性を持ちつつ、別売りのゴトクを取り付ける事で、多人数向けのコッヘルにも対応可能。またマイクロレギュレーター機構という、寒い場所でのガスの気化を助ける機構も備えており、標高の高い山への適性を高めています。

価格は8000円前後。お財布に余裕があったらこれを買っておけば間違いないという逸品。

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB


多少携帯性に目をつぶっても、キャンプなど広い用途を考えてバーナーを買いたいという方には、イワタニのベストセラー「ジュニアコンパクトバーナー」がオススメです。

通常、登山用バーナーはOD缶という缶を使用しますが、このジュニアバーナーは家庭用のカセットコンロで使用されるCB缶を使用します。通常OD缶は、CB缶の2~3倍の価格がしますので、燃料コストを考えると、CB缶を使えるのはメリットです。

バーナーの土台もしっかりしており、複数人向けのコッヘルも載せられる強さを持っています。

 

Esbit(エスビット) ポケットストーブミリタリー


バーナーを持参するのが良いのは分かったけど、いきなり高額なバーナーを買うのはな…」という方にはこの「エスビットのポケットストーブ」をオススメします。価格は約1500円前後。

ガスではなく固形燃料を使用し、極めて軽量化&コンパクトなシステムでお湯を沸かすことができます。ヨーロッパの軍隊の携行装備にも加えられるような信頼のある商品です。
いくらバーナーがあっても、水を沸かせる鍋がなければ意味がないだろというお声がありそうなので、コッヘルも少し紹介します。

前提としてコッヘルの素材には、主にアルミチタンがあります。

チタンはアルミの半分以下の軽さを持っていますが、反対に値段は2倍以上というのがおおよその相場。ここでは比較的手を出しやすいアルミ製のコッヘルを紹介します。

 

スノーピーク(snow peak) コッへル・クッカーセット トレック 900ml SCS-008

みんな大好きスノーピークのアルミ製コッヘルです。
250gのOD缶を内部にスッポリと納められる設計となっており、900ccの容量がある為、2名分くらいまでの料理であればこのコッヘルで対応可能です。

登山に限らずキャンプでも重宝されるサイズかと思います。

写真のコッヘルが「トレック900」です。

 

PRIMUS(プリムス) イージークック・ソロセットS P-CK-K102


先ほどのトレック900より一回り小型で630ccの容量のコッヘルです。

ソロ使用に適した、登山向きなコンパクトさで、110g規格のOD缶を格納可能です。

私もこれを所有してますが、このコッヘルに「アミカス」と110gのOD缶を一緒に格納可能です。

こんな感じでスッポリ入ります。

 

スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ チタン シングルマグ 450ml MG-143

料理はしないから最低限お湯だけ沸かせればいいのだよ」という方にはマグカップもおすすめです。

この商品は「チタン」製になりますが、300mlであれば2000円前後なので、手が出しすいかと思います。

仮にマグカップを買った後に、コッヘルを買い足したとしても、マグカップは本来のカップとして飲み物を飲むのに使えるので、無駄にはならないかと思います。

マグカップでもお湯は沸かせます。

 

この写真のマグカップはこちら

 

以上、おすすめのバーナーとコッヘルの紹介でした。

4.最後のまとめ

 

今回は登山においてバーナーがどんな役割を果たすのかを紹介してきました。

振り返ると、

  • 日帰り登山者にバーナーは無くても良いが、出来れば持参すべき
  • 登山でバーナーが活躍するのは、
  1. 食事を作る(乾燥食品を戻す)
  2. 暖を取る(低体温症に備える)
  3. 飲料水を作る(もしもの時の飲み水の確保)でした。
  • おすすめのバーナーとコッヘルを紹介

 

以上、今回の内容があなたのお役に立てたなら嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました!

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